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近鉄孔舎衛坂駅と旧生駒トンネル

近鉄奈良線は現在、大阪線等と同様の規格、寸法の車両が走っていますが、昭和30年代までは他線区よりひとまわり小さい「小型車両」が走っていました。しかし、奈良線の沿線人口増加により、輸送力にも限界が見え始め、大形車両の導入を決定、それにあわせ、寸法の小さい旧生駒トンネルに代えて、口径の大きい新生駒トンネルが掘削され、昭和39年に完成しました。旧トンネルは、その手前にあった孔舎衛坂(くさえざか)駅と共に廃止されましたが、その入り口が駅跡とともに今でも残っています。なお、旧トンネル生駒口は、東大阪線のトンネルとして再活用されています。トンネル建設時に落盤事故が発生、また、トンネルのすぐ上に「石切霊園」があるとあって、一部のうわさでは「なにかしら出る」という話もあります。場所は近鉄奈良線石切駅から北方面、石切霊園に向かって徒歩10分ぐらいの所です。


孔舎衛坂駅跡全景。線路部分は鋪装されてしまっていますが、対面式ホームはほぼ完全な形で残っています。 旧生駒トンネル入り口。現在は変電設備が設置されており、内部に入ることは出来ません。

孔舎衛坂駅大阪方面行ホーム。崩れることなく、ほぼ完全な形で残っています。中央の白い柱は最近のモノです。 大阪方面行ホームのホーム端に残っている、恐らく構内踏切に降りるためだったであろう階段。
大阪方面行ホームの上に上がってみると、白線も残っていました。 旧大阪方面行ホームが参道になっている「白龍神社」

旧奈良方面行きホーム跡。写真では分かりにくいですが、大阪方面行きホーム跡同様、階段が残っています。 旧奈良方面行きホーム跡。緩やかな弧を描いて、トンネル入り口に向かっています。

撮影:2001/12/09

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