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三岐鉄道・「国鉄」富田駅

正確には「廃線」でも「廃駅」でもなく「旅客取り扱い」がなくなっただけの富田駅。もともとはこちらの「富田駅」が始発駅となっており、旧国鉄時代にはすぐ隣の国鉄富田駅(JR富田駅)にも急行列車が停車し、そこそこのにぎわいを見せていたようです。しかし、いつしか三岐鉄道への乗り換えは連絡線が新設された近鉄富田駅の方が主流となってしまい、国鉄富田駅への旅客列車の乗り入れは衰退の一途を辿り、廃止直前の昭和60年3月の時点では一日2往復だったそうです、今では何往復かの貨物列車の引き継ぎのみの扱いとなってしまいました。旅客営業が廃止になって20年近く経過しましたが、旅客ホームは旅客ホームだった頃の面影をそのまま残しています。


今でも正確にはここが三岐鉄道の起点なのでしょうか、富田駅東口には「三岐鉄道本社ビル」があります。                          かなり強引に跨線橋から覗き込んだ旧旅客ホーム。現役時代は国鉄ホームの続きで4・5番線を名乗っていました。跨線橋から左に見える通路には入ることができません。

ホーム上には今でも駅名板が残っています。今となっては「旅客駅」だった頃の唯一の証になっています。 使われなくなった通路の横には、色褪せた「宇賀渓・藤原岳へ 三岐鉄道」の看板が残されています

重連の古い電気機関車につながれて発車を待つセメント列車。コレがなかなか動かなかったおかげで、旅客ホームを横から撮ることができませんでした。

撮影日:2003/03/16

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