▲トップページ  ▲旅の記憶・旅の記録INDEX

電車の話

昭和42年、世界初の座席・寝台兼用電車として登場した583系(登場時は581系)特急型電車。現在では北陸本線夜行急行「きたぐに」で活躍するのみになりました。かたや、夜行特急の大幅整理と旧型客車の大量廃車によってそれらを大きく改造して昭和59年にうまれた419系電車。両者が同時に北陸本線で活躍し出してもうすぐ20年、改めて室内等を比較してみました。あまり車両に関しては詳しくないので御容赦ください。


583系クハネ583

419系クハ418

まず上二枚の正面写真。たいして変化はありませんが、旧国鉄以来の伝統の特急マーク(愛称幕の上の三角型のもの)があるのとないのとでは、正面の「しまり」が違います。ちなみに419系、登場時は「ワインレッドに白帯」というど派手な塗装でした。「きたぐに」用の583系も二度目のお色直し。JR西日本の新特急塗装に改められており、サイドにはロゴが用意されています。

また、それまで長編成で使用されていた583系を短編成化する上で、不足する先頭車の運転台(中間電動車から改造されたクモハ419と、中間附随車から改造されたクハ419)には、右下写真のようなこんな顔(運転台)が付けられました。鉄道ファンからは「食パン」と呼ばれ、良い意味でも、悪い意味でも、一種の北陸の「顔」になってしまっています。

419系クハ418

583系車内その1

419系車内その1

車内の様子。つり革の有る無し、車内広告の有る無し、シートカバーの有る無し以外は、大きく変わった所はありません。網棚の上の出っ張りは中段寝台。座席を引き出して下段寝台を作り、網棚をひっくり返して中段寝台を下ろし、更に中にセットされている上段寝台を下ろしてくると言うからくり。近郊型に改造された419系になっても、上中段寝台は残されたままになっています。九州・東北に移った419系の仲間、715系電車の中には、この寝台部分を撤去した車両もありました。

583系車内その2

419系車内その2

通路に立ってみると、その違いは一目瞭然。特に419系の車内は、近郊型電車とは言いづらいほどの狭さ。これも未だに撤去されていない上中段寝台のせいでしょうか。さらに手すり、吊り革、やっぱり何か中途半端です。クロスシート部分はなんら手を加えられていないため、ゆったりとしたシートがそのまま残っています。

ちょっと番外

583系寝台使用中。

寝台使用中の写真。上の座席状態の車内とはまったく雰囲気が変わってしまいます

583系灰皿

583系車両には未だに窓下に灰皿が残っており、そこには懐かしい「JNR」マークが残っています。

もひとつ番外

419系ボックスシート部分。

419系電車は、近郊型電車に改造される際に581系電車のシートをそのまま流用していますが、その部分の窓際の小さなテーブルの端っこには、581系時代のころ、車内販売でビンのジュースを販売していたなごりの「センヌキ」が残っています。旧型の急行型気動車・電車にはこの種のテーブルと「センヌキ」が必ずあったものでしたが、現在では撤去され、車種によっては新しいタイプのテーブルが設けられています。

▲トップページ  ▲旅の記憶・旅の記録INDEX